平成29年地価公示が発表されました
Ⅰ.平成29年地価公示の特徴
○福岡県全体では、住宅地の平均変動率が+1.1%(昨年は+0.5%)、商業地の平均変動率が+2.7%(昨年は+1.1%)、工業地が+0.8%(昨年は0.0%)となった。
○住宅地は3年連続の上昇、商業地は2年連続、工業地は24年振りにプラスを示した。
○福岡市の住宅地の平均変動率が+3.5%と5年連続で上昇。特に中央区は+6.2%と高い上昇率。福岡市の商業地の平均変動率も+8.5%と上昇幅は拡大しており5年連続で上昇を示した。
○県内住宅地では341ポイント(昨年283ポイント)が上昇した。一方、商業地133ポイント(同91ポイント)が上昇し、うち+20%を超える地価上昇は5ポイント、10%を超える地価上昇は計25ポイントだった。住宅地の最高上昇率は福岡市中央区六本松4丁目で+9.9%、商業地の最高上昇率は同博多区博多駅前2丁目で+26.2%
○県内の住宅地の下落率1位は北九州市若松区百合野町-4.8%、商業地の下落率1位は大牟田市姫島町で-5.2%
○県内の住宅地の最高価格地は中央区大濠1丁目で650,000円/㎡(+7.4%)、商業地は天神1丁目天神コアで7,850,000円/㎡(+12.5%)。
○市町村別平均変動率、住宅地で上昇したのは、昨年の福岡市、久留米市、筑後市、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、古賀市、福津市、糸島市、那珂川町、篠栗町、志免町、新宮町、粕屋町の10市5町に加え、小郡市、宇美町、須恵町、久山町、水巻町、筑前町が新たに加わり11市10町が上昇、行橋市、苅田町が横ばい。商業地は昨年の福岡市、久留米市、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、古賀市、粕屋町の7市1町に加え、北九州市、行橋市、宇美町、篠栗町、志免町が加わり9市4町が上昇、宗像市、福津市、遠賀町、吉富町の商業地が横這いで、その他の市町村は全て下落となっている。
○天神の一等地は+10~15%程度。博多駅の一等地は+15~25%と高い上昇率を示した。そのうち比較検討可能な博多区商業地19ポイント、中央区商業地20ポイントのうち、リーマンショック前の水準を超えたのは、博多区は博多駅周辺及び中洲地区の8ポイント(前回5ポイント)、中央区は清川、平尾の2ポイント(同0ポイント)にとどまっており、天神地区ではそのようなポイントは現れていない。
○北九州市では計29ポイント(昨年は20ポント)の住宅地が上昇、上昇地点数及び範囲が拡大している。商業地は上昇が31ポイント(昨年は3ポイント)現れ、市全体でも24年振りに上昇に反転している。また、区別でみてみると、住宅地では戸畑区(19年振り)、八幡西区(18年振り)が、商業地では戸畑区(2年連続)、小倉北区(24年振り)がプラスを示している。
○福岡県全体では、住宅地の平均変動率が+1.1%(昨年は+0.5%)、商業地の平均変動率が+2.7%(昨年は+1.1%)、工業地が+0.8%(昨年は0.0%)となった。
○住宅地は3年連続の上昇、商業地は2年連続、工業地は24年振りにプラスを示した。
○福岡市の住宅地の平均変動率が+3.5%と5年連続で上昇。特に中央区は+6.2%と高い上昇率。福岡市の商業地の平均変動率も+8.5%と上昇幅は拡大しており5年連続で上昇を示した。
○県内住宅地では341ポイント(昨年283ポイント)が上昇した。一方、商業地133ポイント(同91ポイント)が上昇し、うち+20%を超える地価上昇は5ポイント、10%を超える地価上昇は計25ポイントだった。住宅地の最高上昇率は福岡市中央区六本松4丁目で+9.9%、商業地の最高上昇率は同博多区博多駅前2丁目で+26.2%
○県内の住宅地の下落率1位は北九州市若松区百合野町-4.8%、商業地の下落率1位は大牟田市姫島町で-5.2%
○県内の住宅地の最高価格地は中央区大濠1丁目で650,000円/㎡(+7.4%)、商業地は天神1丁目天神コアで7,850,000円/㎡(+12.5%)。
○市町村別平均変動率、住宅地で上昇したのは、昨年の福岡市、久留米市、筑後市、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、古賀市、福津市、糸島市、那珂川町、篠栗町、志免町、新宮町、粕屋町の10市5町に加え、小郡市、宇美町、須恵町、久山町、水巻町、筑前町が新たに加わり11市10町が上昇、行橋市、苅田町が横ばい。商業地は昨年の福岡市、久留米市、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、古賀市、粕屋町の7市1町に加え、北九州市、行橋市、宇美町、篠栗町、志免町が加わり9市4町が上昇、宗像市、福津市、遠賀町、吉富町の商業地が横這いで、その他の市町村は全て下落となっている。
○天神の一等地は+10~15%程度。博多駅の一等地は+15~25%と高い上昇率を示した。そのうち比較検討可能な博多区商業地19ポイント、中央区商業地20ポイントのうち、リーマンショック前の水準を超えたのは、博多区は博多駅周辺及び中洲地区の8ポイント(前回5ポイント)、中央区は清川、平尾の2ポイント(同0ポイント)にとどまっており、天神地区ではそのようなポイントは現れていない。
○北九州市では計29ポイント(昨年は20ポント)の住宅地が上昇、上昇地点数及び範囲が拡大している。商業地は上昇が31ポイント(昨年は3ポイント)現れ、市全体でも24年振りに上昇に反転している。また、区別でみてみると、住宅地では戸畑区(19年振り)、八幡西区(18年振り)が、商業地では戸畑区(2年連続)、小倉北区(24年振り)がプラスを示している。